熟年離婚の原因とは?その割合と件数は?

ずいぶんと前から話題なって、いまや当たり前とも言われる熟年離婚ですが、その原因とはいったいなんなのでしょうか?世間での熟年離婚の割合や件数から考えてみます。
熟年離婚の原因とは?子供がいる間はなんとか取り繕うことができたものの、子供も成人して自立した後では夫婦水入らずでの生活がスタートします。
そこで、ここからの結婚生活を改めて考えることになるのですが、そこで離婚に至るケースとして多いのは「これまで会話がなかった」事が大きな理由になります。
会話がないことで、一緒に居ても楽しくありませんし、もっとも相手が何を考えているのかがわからないという事ほど、同居家族にとって不愉快なことはありません。
将来離婚をされたく・したくなかったら、今から会話をしっかりして、お互いの意思疎通を図る努力をしましょう。
熟年離婚の割合と件数の実状離婚全体の件数を母数として、そのうち熟年カップルの離婚は何件か?という割合で考えると、年々上昇傾向にあり17%~18%を占めると言われています。
そうなると熟年離婚の件数は年間約4万件から5万件という事になります。
これまで20~30年間連れ添ってきた夫婦ですから、なんとか離婚せずに幸せな老後を一緒に暮らしたいですね。

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熟年離婚の増加の原因はモラハラが多いから?

モラハラという言葉が世間に認知されるようになってから、熟年離婚が増加したように思います。
それまではこの言葉自体を耳にすることもなく、自分の夫はただの性格が荒い人、口が悪い人で、世の中の夫はこんなものでしょうと思っていた妻たちが、モラハラの何たるかに目覚めたのが熟年離婚増加の原因の一端となったのではないでしょうか。
もしかしたら、今まで自分が我慢してきた夫の態度はモラハラだったのではないか、と気がついた訳ですよね。
そうなると女性は強いです。
経済力がある人ならなおのこと、そんな夫と別れて残りの人生を謳歌しようと熟年離婚を企てます。
今まで我慢に我慢を重ねてきたのですから、離婚という「目標」ができた今、あと少しの我慢など何でもないでしょう。
原因は夫のモラハラなのですから、弁護士の手配さえ考えます。
しかし、その熟年離婚の原因となっている夫自身は寝耳に水といったところで、妻からの離婚宣言を聞いて呆然とするパタ-ンが多いようですね。
つまりこの夫は自分がしていたことをモラハラとは認識していなかったということです。
このような夫婦間の温度差が長年積み重なった結果が、多くの熟年離婚の増加に結びついてしまうのです。

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熟年離婚にメリットとデメリットはある?

熟年離婚には、メリットとデメリットは両方あります。
熟年離婚のメリットには、配偶者が原因となる悩みである家庭内暴力や舅・姑との関係、介護、配偶者による金銭的な問題から解放されます。
他にも、冷め切った夫婦関係から脱出できたり、これまでできなかった趣味や生活などを送ることができるのもメリットのひとつです。
熟年離婚のデメリットは、金銭的な面が大きくなります。
財産分与などはありますが、経済的な安定を得づらくなることもあるため、場合によっては、金銭的に困窮するリスクがあります。
離婚した後にも生活はあるため、離婚する前には、金銭的な問題点も考えておく必要があります。
また、世間体というデメリットがあります。
熟年離婚は、世間体を考えた場合には、マイナス要素になってしまうこともあります。
離婚を望んでいなかった人の場合には、精神的なダメージを受けることもあります。
離婚を決意する人は、デメリットよりもメリットが上回る見込みがついた人が多いと言われています。
収入がない女性の場合は、年金分割や退職金、預貯金分割などの離婚後の経済的な見通しが立った時に踏み切る人が多いとされています。
どれだけ離婚を希望していても生活の目途が立たない場合は、デメリットの方が大きくなります。

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慰謝料や財産分与の相場は?

長い結婚生活(一般には20年以上)の末にする離婚のことを熟年離婚といい、その際には慰謝料や財産分与が相場にそって行われることになります。
時々、熟年離婚を熟年者の離婚と考えている方があるようですが、これは正確ではありません。
長年一緒に連れ添った結果の離婚というのは、両者合意の上での円満離婚ならともかくも、妻(夫)一方の側から一歩的に突き付けられた場合、もう一方の側のショックは相当大きく、惨めな結果となることが多いようです。
本来、そうなる前にシグナルを感じ取って、良い夫婦関係を築き上げるべきだったのですが、もう後の祭りです。
熟年離婚では、財産分与が問題になります。
財産分与というのは、婚姻関係にあった間、お互いの協力によって築き上げてきた財産を分け合うことを意味しています。
専業主婦だった場合でも、妻の貢献度が認められ、財産の30~50%が財産分与の相場となっています。
そして、半分の50%を認めるケースも最近は増えてきています。
また浮気が原因で離婚するような場合は、慰謝料を請求することができます。
この場合の慰謝料の相場は、300万円程度です。
つまり、慰謝料プラス財産分与という形で受け取ることができます。

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専業主婦が熟年離婚を実現させる方法と男性のその後の行く末は?

専業主婦が熟年離婚を実現させるためには、しっかりとした準備が必要です。
いくら夫婦の財産を半分もらえるからといって、自分が経済的に自立する方法が見つからなければ、たとえ熟年離婚が成立したとしてもその後の生活が成り立ちません。
従って何年も前から離婚後どうやって食べていくかを考える必要があります。
夫に見つからないように求職し、必要ならば資格の取得も考えられます。
昼間夫がいない間に資格取得の勉強をして、せっせと自立の準備をすることです。
そして機が熟したら、離婚を言い渡します。
この方法は男性には気の毒ですが、これまで我慢に我慢を重ねてきた妻からしてみれば、相手に打撃を与えられる方法です。
自分の自立さえ確立すれば、その後元夫がどうなろうが関係はないというわけです。
反対に用意周到の離婚の場合、男性は大抵「寝耳に水」だったということも少なくはなく、男性にとってもその後の生活は楽なものではありません。
経済的な基盤はあったとしても、今まで妻任せだった家事となると、ゼロから始めなければならないからです。
そういった背景もあり熟年離婚の場合、ト-タル的にみて女性は溌剌となりますが、反対に男性は一気に老け込み元気がなくなるというパタ-ンが多くなります。

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熟年離婚をした後に経済的に苦しくなってお金を借りたりすることもあるかもしれません。
お金を借り過ぎて多重債務になってしまうと、借金苦の生活を送ることになります。
そうなったときには、まずは情報収集です。
そして、最終的には専門家である弁護士さんに相談してみることが大切です。
関連サイトを掲載しておきますので、興味があれば訪ねてみてはいかがでしょうか?

関連サイト:借金苦と弁護士